SPARKというパワー

私はジャニーズが好きです。キラキラ輝く彼らをできるならずっと観ていたい。そうやって過ごす中で私は一体あといくつこういうダンスに出会えるんだろうか。割と泣き虫なのでコンサート中は感動する曲、悲しい曲は雰囲気に飲まれて号泣している。ただそういう悲しいとかなんとなくとかじゃなくて、SPARKを観ているとその光景から伝わる熱でボロボロ涙が出てきた。楽しすぎて涙が止まらなかった。こういう曲に出会うために私はジャニーズを好きになってV6を選んで健くんを担当にしたんだって本気で思った。

不思議なことに健くんを好きになってから生きる力が湧いてくる。働くぞー!って思うし今日も生きるぞー!って思う。全部が楽しくて仕方ない。嫌なこともあるし生きるのやめたいって普通の倍くらいの頻度で思うけど「まだまだ生きる!」に落ち着く。まさしく生きる糧。なんでそう思えるかって私はこの人のダンスを観足りないから。踊ることが舞台に立つことが健くんの生き方であってほしい。もしそうなら、私の生き方は客席からそれを観ることだと思う、本気で思う。健くんが好き。健くんのダンスが好き。健くんの歌が好き。健くんが人前に立つ時の全てが好き。

6人横並びだからこそ毎回あんなに胸がいっぱいになっていたんだろうし、この曲を踊る剛くんは超輝いてて「剛くんこの振り付け好きなんやろなあ」とか担当じゃないのに勝手に思っていました、各方面に忍びねえ。6人だからこそのパワフルさがそこにはあって、だけどやっぱり目が行くのは自担で。それぞれが魅力的だから目を奪われる瞬間は確かにあって、終演後にそれぞれのおたくから話を聞いて「うわあ!そこ見たかったー!」ってなる。それでも私は健くんから目を離したくない。視野が狭い of the worldなので自担がいる公演で全体を見るとかはできないだろうし、まあそれでもいいかって思います。私のキャパシティはひとりなのは仕方ない。そしてそれでいいって思えるくらい健くんのパフォーマンスを信じている。

アイドルを愛することって相手に対して無責任でいられるじゃないですか。重たいくらいの愛を注ぐことも離れることも選択権はこちらにあって、愛される方はそれを受け入れるしかない。だからこそ「選んでくれてありがとう」って言われると泣いちゃうしむしろ選ばせてくれてありがとうだし、自覚的に愛されてくれて生きる糧でいてくれるというのはどれだけのパワーがいることか想像もできないほどなのだけれど。でも健くんはそれを「ありがとう」って言ってくれて「愛してるよ」って言ってくれて、会いたいとか無敵になれるとかたくさんたくさん言葉をくれて。想いが一方通行じゃないなんて、そんなことあると思いもしなかった。会うたびに言葉をもらうたびに健くんが最初で最後の担当だったらな、って思う。だけど北斗くんと一緒で、あの時の私はあの時の健くんを好きになったのだから、変えようのないことを考えても仕方ないんだよね。私もできない約束はしないのでこれは願望なんだけど、健くんが最後の担当だったらいいな。ずっと好きでいたいな。

SPARKを観て毎公演心から楽しい!って思った。健くん楽しいねって言いたくなった。心の中で何百回も楽しいねって言った。何回も泣いた。私にとってはどんな応援ソングよりも明日を生きていく力をもらえる曲でした。腕を高く上げてターンする健くんを観るたびに恋に落ちたし、夢に見るほどにまでこのダンスのことを反芻していた。比喩でもなくこの人たちを目に焼き付けるためにまだ生きていたいと思った。1つ終わるごとに「もう観れないのかな」と寂しくなるけれど次がやってくるから終わるのは怖くない。健くんが好き、ダンスが好き、だから色んなものを何度だって見たい。未来を知りたい。

そんなことを想いながら過ごした2ヶ月でした。自分のおたく人生でこんな何度も自担に会えたのは初めてですっごく楽しかった。考えもしなかった今にいます。人生何があるかわからないね、だから楽しいね。23年生きてきてやっと心から生きるのって楽しいんだと思えました。この夏、病気のこと仕事のこと家のこと怒涛のようにあったけど笑ってることの方が多かったのはV6のおかげでした。楽しいな、次はどんなダンスに出会えるのかな。2018年も私の楽しいと大好きの先にいるのが健くんでありますように。

滝沢歌舞伎 53公演、The ONES 21公演お疲れ様でした。宇宙でいちばんに愛してる!!!!!!!!