君に似合う世界を探しに行こう

 

非日常の街並みに立つと、いつもそこに立っている誰かを想像してみる。どんな服装でどんなポーズでどんな表情で、そこにいるんだろうって想像してみる。私がこの街とその人で写真集を作るならどういう写真を撮りたいかなって想像してみる。
三宅さんには、ぜひともミュンヘンに立ってほしい。三宅健ミュンヘンっていう文字の並びがもう最高に心高まるから。だからミュンヘンに行こうと思った、妄想をしに。しかし!移民問題で沸くヨーロッパそしてドイツ、妄想をしたいという欲望と現実が戦う、欲望は負けたのだ。

なので香港に行ってきました、急に近場!!!!!!
世界有数の人口密集地、建物がとにかく高い。そして都会的な街並みなのに一歩中に足を踏み入れてみればアジア的な雰囲気がすごい、看板とかなんか黄色っぽい店とか。語彙力。九龍地域はペニンシュラとかいいホテルがあるしその付近はブランド店が多いんだけどそのホテルの隣は普通のマンションだったりでちぐはぐだった。1本道をずれれば下町で生活水準の差がすごい。香港島はこれぞアジア。あと坂がすごい。海岸は大都会で歩いてる人もエリート感がすごくて辛かった、結婚してください。
なんだか香港にいる健くんはうまくイメージできなかった。都市部にも普通の街にもどこにもピンと来なかった。私の知ってる健くんはここ1年くらいの前髪が長くて落ち着いた服装をしてる健くんだから、余計そう思ったのかも。
きっと健くんは世界のどこも似合うんだけど!!!けど、自分の想像力の限界が香港にあったので他の人を考えてみた。
都市部にはどう考えても燭台切光忠*1しかいなかった。もうそれに気づいてから他の人を思い浮かべられなかった、香港島のあらゆるビルに燭台切光忠はいる…そう、上層階から私たちを見ているのだ…。
都市部じゃない、観光地的な街並み、坂が多い街並み。あー振り返ってこっちを見てほしい、笑顔とかじゃなくて、「ねえ」って呼びかけたら振り向いた、そういう気の抜けた瞬間の写真がほしい、井ノ原くんの。
坂と井ノ原くんの相性ってめっちゃ良くないですか?良いですよね?良いよね?うんイイネ!!!
顔の系統もそうなのかもしれないし、あの飲食店が集まってる感じとかなんかもう街のすべてに井ノ原くんと合わさってほしいと思った。髪の毛は長めでお願いします、というかぼいじゃのころの井ノ原くんでお願いします。ディーン・フジオカみたいな井ノ原くんもいいな、ディーン・フジオカみが香港には溢れてた、やっぱり。

こういうくだんないこと考えて海外旅行してるもんだから、価値観変わるとかそんなことは全くない。でもここまで強烈にこの街並みにこの人似合う!!!って思ったのは井ノ原くんが初めてだったな。今までロサンゼルス、ラスベガス*2、ドーハ、ローマ、フィレンツェと行ってきたわけだけど、どれも私の知ってる健くんにはピンとこない。もっともっと私が健くんを知ってたらきっとどの街にもぴったりの健くんのイメージができんだろうな、悔しいな!!!

次回は「井ノ原くんinタイ(想像力の限界へ)」をお届けしたいと思います。(しない)

*1:オンラインゲーム、刀剣乱舞のキャラクター

*2:「潤くんいそう~」とか言ってたら数年後花男の映画で駆け抜けてたので超興奮した